RCロシアンチェッカー 日本語ガイド

BOARD · 8×8 · ロシアンチェッカー ガイド

ロシアンチェッカー 日本語ガイド

ロシアンチェッカーは、普通のチェッカーだと思って指すと最初の 5 手で駒損します。理由は 3 つだけで、歩が後ろに取れること、王が盤を飛び越えること、取れる手を飛ばせないことです。このサイトは、その 3 つを日本語で先に渡すために作りました。

読む順番

  1. ルールの違いを知る

    英式と何が違うかだけ先に押さえます。歩の後ろ取り、飛び王、強制捕獲の 3 点です。

  2. 盤の操作に慣れる

    クリックで選んで、移動先をクリック。待ったとヒントの場所も確認します。

  3. 取る手を読む

    取れる手を全部拾い、取ったあとの盤を想像する。連続捕獲とトルコ打ちの練習です。

  4. 終盤の決め方を知る

    王 3 対 1 の 15 手、残り枚数ごとの引き分け条件を確認します。

盤の全体像

8×8 のうち、駒が乗るのは深色の 32 マスだけです。白は手前の 1〜3 段目、黒は奥の 6〜8 段目に 4 マスおきで並びます。成れるのは奥の段の深色 4 マス(b8・d8・f8・h8)で、図では珊瑚色の枠で示しました。

初期配置で白が選べる合法手は 7 通りしかありません。この 7 つのうち、中央の d4・e4・d5・e5 に 触れるのは c3-d4・e3-d4・e3-f4 の 3 つです。

  • 白の歩(12 枚)
  • 黒の歩(12 枚)
  • 成りマス(b8・d8・f8・h8)
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初期配置。白が先手で、最初に動くのは手前側。

英式と別物になる 3 点

見た目は普通のチェッカーです。盤は 8×8、駒は 12 枚ずつ、先手は白。ここまでは英式と同じで、画面の説明を読まなければ違いに気づきません。

違うのはこの 3 点です。歩は斜め後ろにも取れる。王は空いた斜線を何マスでも動ける。取れる手があるなら必ず取る。この 3 つが同時に効くので、英式の感覚で序盤を組むと、中央に出した駒を後ろから取られます。

もう 1 つ、取った駒がその手の間ずっと盤に残ります。取ったはずの駒が壁になって、王の連続捕獲が途中で止まる。これがトルコ打ちで、ロシア式とブラジル式だけに起きる現象です。

最初の 1 手は 7 通りしかない

初期配置で白が選べる合法手は 7 つです。a3-b4、c3-b4、c3-d4、e3-d4、e3-f4、g3-f4、g3-h4。この中で中央の 4 マスに触れるのは c3-d4、e3-d4、e3-f4 の 3 つだけです。

端から出る a3-b4 と g3-h4 は、端の列を空けるので守りが薄くなります。初心者が最初に負ける形の多くは、この端の手から始まっています。

迷ったら c3-d4 か e3-d4。中央に駒を置くと、相手の歩を後ろから取る形を作りやすくなります。

歩と王の動き(ロシア式)
駒移動捕獲捕獲後の着地成り
歩斜め前 1 マス斜め前・斜め後ろの 1 マス跳んだ先の 1 マス最終段で王に
王空いた斜線を何マスでも斜線上なら何マス先でも取った駒の先の好きな空マス—(すでに王)

このサイトが扱う範囲

ルールの違い、捕獲の読み方、3 つのモード、終盤の引き分け条件、詰まったときの切り分け。この 5 つを日本語で書いています。

ゲームの改造や攻略の裏技は扱いません。公開されている規則文書と配信ページに書かれていることだけを、出典付きで並べています。確認できなかった数値は「不明」と書きます。

英語の画面のまま遊んでいる人、日本語の解説が見つからなかった人に向けて作っています。用語は英語のまま併記しているので、画面の表示と照合できます。

数字で見るロシアンチェッカー

盤
8×8 の 64 マス。使うのは深色 32 マスだけ。
駒
各 12 枚、白が先手。初期の合法手は白 7 通り。
成り
8 段目の深色 4 マス(b8・d8・f8・h8)。
成るまで
最短で 8 − 今の段。3 段目なら 5 手。
引き分け
3 回同一局面、王のみ 15 手、4〜5 枚で 30 手、6〜7 枚で 60 手。
CPU
8 段階+ハンデ+ヒント。

更新履歴

2026-10-29
初版公開(全16ページ)。
2026-10-28
掲載する数値と外部リンクを実測・確認(観測日)。