BOARD · 8×8 · ロシアンチェッカー ガイド
ロシアンチェッカー 日本語ガイド
ロシアンチェッカーは、普通のチェッカーだと思って指すと最初の 5 手で駒損します。理由は 3 つだけで、歩が後ろに取れること、王が盤を飛び越えること、取れる手を飛ばせないことです。このサイトは、その 3 つを日本語で先に渡すために作りました。
- 盤8×8、使用マスは深色 32
- 駒各 12 枚、白が先手
- 初期の合法手白は 7 通り
- CPU の強さ8 段階+ハンデ
- 成りマスb8・d8・f8・h8 の 4 つ
- 遊び方CPU/オンライン/同一画面
読む順番
盤の全体像
8×8 のうち、駒が乗るのは深色の 32 マスだけです。白は手前の 1〜3 段目、黒は奥の 6〜8 段目に 4 マスおきで並びます。成れるのは奥の段の深色 4 マス(b8・d8・f8・h8)で、図では珊瑚色の枠で示しました。
初期配置で白が選べる合法手は 7 通りしかありません。この 7 つのうち、中央の d4・e4・d5・e5 に 触れるのは c3-d4・e3-d4・e3-f4 の 3 つです。
- 白の歩(12 枚)
- 黒の歩(12 枚)
- 成りマス(b8・d8・f8・h8)
英式と別物になる 3 点
見た目は普通のチェッカーです。盤は 8×8、駒は 12 枚ずつ、先手は白。ここまでは英式と同じで、画面の説明を読まなければ違いに気づきません。
違うのはこの 3 点です。歩は斜め後ろにも取れる。王は空いた斜線を何マスでも動ける。取れる手があるなら必ず取る。この 3 つが同時に効くので、英式の感覚で序盤を組むと、中央に出した駒を後ろから取られます。
もう 1 つ、取った駒がその手の間ずっと盤に残ります。取ったはずの駒が壁になって、王の連続捕獲が途中で止まる。これがトルコ打ちで、ロシア式とブラジル式だけに起きる現象です。
最初の 1 手は 7 通りしかない
初期配置で白が選べる合法手は 7 つです。a3-b4、c3-b4、c3-d4、e3-d4、e3-f4、g3-f4、g3-h4。この中で中央の 4 マスに触れるのは c3-d4、e3-d4、e3-f4 の 3 つだけです。
端から出る a3-b4 と g3-h4 は、端の列を空けるので守りが薄くなります。初心者が最初に負ける形の多くは、この端の手から始まっています。
迷ったら c3-d4 か e3-d4。中央に駒を置くと、相手の歩を後ろから取る形を作りやすくなります。
| 駒 | 移動 | 捕獲 | 捕獲後の着地 | 成り |
|---|---|---|---|---|
| 歩 | 斜め前 1 マス | 斜め前・斜め後ろの 1 マス | 跳んだ先の 1 マス | 最終段で王に |
| 王 | 空いた斜線を何マスでも | 斜線上なら何マス先でも | 取った駒の先の好きな空マス | —(すでに王) |
このサイトが扱う範囲
ルールの違い、捕獲の読み方、3 つのモード、終盤の引き分け条件、詰まったときの切り分け。この 5 つを日本語で書いています。
ゲームの改造や攻略の裏技は扱いません。公開されている規則文書と配信ページに書かれていることだけを、出典付きで並べています。確認できなかった数値は「不明」と書きます。
英語の画面のまま遊んでいる人、日本語の解説が見つからなかった人に向けて作っています。用語は英語のまま併記しているので、画面の表示と照合できます。
数字で見るロシアンチェッカー
- 盤
- 8×8 の 64 マス。使うのは深色 32 マスだけ。
- 駒
- 各 12 枚、白が先手。初期の合法手は白 7 通り。
- 成り
- 8 段目の深色 4 マス(b8・d8・f8・h8)。
- 成るまで
- 最短で 8 − 今の段。3 段目なら 5 手。
- 引き分け
- 3 回同一局面、王のみ 15 手、4〜5 枚で 30 手、6〜7 枚で 60 手。
- CPU
- 8 段階+ハンデ+ヒント。
更新履歴
- 2026-10-29
- 初版公開(全16ページ)。
- 2026-10-28
- 掲載する数値と外部リンクを実測・確認(観測日)。